研究会
健康保険を取り巻く様々な課題のうち、自健保だけでは解決が難しいもの、協働することでより効果が見込めるものなどを持ち寄り、知恵を出し合って、議論のとりまとめや成果物を生み出す研究会活動を行っています。運営は各研究会の自主性を重んじ、参加者の中でリーダーを選出し、当該年度の目標成果物、活動方針を定めて進めます。対面・オンライン・ハイブリッドといった実施方法や開催頻度についても研究会の目的や事情に応じて定めています。参加者の知識の向上や人的ネットワーク形成の機会となるだけでなく、研究会活動結果の更なる充実につながるよう、全員が積極的に役割を担う参加型の活動を目指しています。
各研究会の活動結果は、推進する会会員健保の保険者機能の向上につながるよう、全国大会や成果発表会などを通じて共有をはかるとともに、小冊子にとりまとめ、健保連、厚労省など関係機関に内容を共有する予定にしております。2024年度の研究会テーマは以下のとおりです。
レセプト・健診データ分析研究会 | 健診事業のあり方研究会 |
特定保健指導応用研究会 | 女性の健康研究会 |
シニアの健康研究会 | たばこ対策研究会 |
療養費適正化研究会 | 扶養認定基準研究会 |
マイナンバー研究会 | 健康経営における評価のあり方研究会 |
- レセプト・健診データ分析研究会
- 健診事業のあり方研究会
- 特定健診・特定保健指導研究会
- 女性の健康研究会
- シニアの健康研究会
- たばこ対策研究会
- ポピュレーションアプローチ研究会
- 柔整問題研究会
- ジェネリック研究会
- 扶養認定基準研究会
- マイナンバー研究会
- 健康経営における評価のあり方研究会
入会を検討される健保組合様には、研究会を見学していただくこともできます。
事務局(TEL 03-5577-5411)または(E-MAIL hokensha@kino-suishin.org)に申し出てください。
レセプト・健診データ分析研究会
テーマ | ①『全体テーマ』全参加提出の健保特定健診&特定保健指導データ分 ②『グループワーク』健診&レセプトデータ深掘り分析、を通じて自健保実態を把握するとともに保健事業改善方法を検討 |
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参加条件 |
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健診事業のあり方研究会
テーマ | がん検診と特定健診をテーマとして活動します。 がん検診は”職域におけるがん検診マニュアル”や”第4期がん対策推進基本計画”に準じ以下3項目 ①受診率向上対策 ②がん検診の精度管理等 ③科学的根拠に基づくがん検診の実施 特定健診は、データヘルス計画で多くの健保が課題として取り上げている被扶養者の受診率向上について取り組む予定です。 |
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参加条件 |
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特定保健指導応用研究会
テーマ | 2024年度は、第4期 特定健康診査・保健指導の制度が、アウトプットからアウトカムを重視する大きな変化の初年度となる。当研究会ではコロナ禍でも継続していた情報収集(勉強会)により、特定保健指導プログラムのよりよい運用事例を収集・共有していく。 また、研究会の本分である研究活動を再開する方向性を策定し、研究内容については、勉強会をつうじて得られた参加メンバーが真に課題と考えている事項に取り組む。 |
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参加条件 |
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女性の健康研究会
テーマ | 女性の健康に関し、専門家・研究者やFemtechの事業会社からの情報の取得や協働による研究、また他健保の成功事例等の共有などにより、研究会参加健保の課題の解決につなげていきたい。 更には、その成果を推進する会参加健保にも共有することにより、推進する会全体へつなげていきたい。 |
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参加条件 | ①研究会への参画を通じて、実現したい目的・目標がある方 ②自身が研究会の運営を担う意気込みのある方 |
シニアの健康研究会
テーマ | 「シニア層のQOL向上に着目した健診項目の追加」に向けた政策研究
1)シニア層向けの保健指導事例の共有と共同した取り組み 2)シニア層のQOL(生活の質)向上に着目した「健診項目の追加」にむけた政策研究(新) |
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参加条件 | 共に研究会を盛り上げていただける方なら特段のスキルや経験は問いません |
たばこ対策研究会
テーマ |
「6つのプラン」をご用意しました。
★短期間(1プラン)での参加、複数プラン選択も可能です★
★テーマ:「タバコとレセプトの関係性分析(予定)」★ |
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参加条件 |
①Microsoft teams活用可能な方 ②楽しみながら活動できる方 【研究会参加までの流れ(かんたん 3 STEP)】
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療養費適正化研究会
テーマ |
〇療養費を取り巻く環境・実態の理解、把握 〇自健保における柔整療養費の正しい利用への啓発と分析 〇他健保との比較から理解する自健保での課題・問題点の抽出 ◎柔整療養費の業務の流れの整理を行い、「業務フロー」の整理と適正化活動のポイントを纏めます |
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参加条件 | 〇ハイブリッド型で研究会を開催しますが、参加出来る方は出来るだけ対面参加をしていただきたい 〇研究会は皆さん自身で作るものなので、積極的に参加・活動出来る方を求めます 〇2024年度は「情報共有」を中心とした回では、リーダーではなく、参加メンバーの皆さんに持ち回りで進行も発表も行っていただきます。 ★2024年度は試行的にいくつかの参加スタイルを設定します。ご本人の希望によって申し込みを受けますがどのコースを選択するにも、まずは当研究会に参加登録をお願いいたします。 |
扶養認定基準研究会
テーマ | 2024年度は、保険証廃止に向けた変革の年です。経過措置や加入者への通知等、国から様々な対応を迫られている現状です。これらの事象を研究テーマとして積極的に取り上げ、深掘りから情報共有まで幅広い活動を行っていきます。 |
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参加条件 | どなたでも参加可能ですが一部対面重視の活動がありWeb参加者にはご不便をおかけする場合があります |
マイナンバー研究会
テーマ | 健康保険被保険者証の廃止、マイナ保険証への移行に向けて対応するべき諸問題の課題整理、意見交換を行い、それぞれの健保の将来に向けた工程表の策定や健保連・厚生労働省等への前向きな提言につなげる。会員健保に対してはアンケートの実施・分析や情報・事例等の共有をおこなうことを検討。 |
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参加条件 | 少人数でのクローズド形式とするため、参加者の募集はしない。 |
健康経営における評価のあり方研究会
テーマ | 健康経営度を見える化する目的で健康経営度調査が実施され、参加企業も年を追うごとに増えている。それと同時に、毎年評価する項目、指標の見直しが行われ、結果として、現在ではかなり広範囲な内容を回答する調査になっている。 そこで、健康経営度調査の設問に求められている意味を理解すること、健康経営度調査項目への回答内容と点数の関係を整理したい。 その整理の中で、健康経営度調査に必要な項目、不要な項目などを健保目線で考えたい。 また、調査に必要な項目が”日本で事業を行っている企業の評価”がなされる調査項目内容になるように考えてみたい。 |
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参加条件 | 少人数でのクローズド形式とするため、参加者の募集はしない。 |